それなりに年季が入っているので、ミーハーだけど、ちょっとうるさいよ〜!

ミーハーを突っ走るきっかけ


  新春興行に、母が友人に誘われて出かけました。
  買ってきた筋書きを見るなり、目フェチの私は「理想の目を見つけた!」
  と思い込みました。
  それが
菊五郎さん。マジ一目惚れです。
  当時は、まだお若く、綺麗でした(*^。^*)

それ以外のきっかけ?


  たまに時代劇を見たりするごく普通の子供だったので、特にないのですが、
  あえて言えば、家に
『傳説と奇談』なる怪しげな冊子が数冊あって、
  それをこっそり盗み読みするのが好きだったくらい。
  この冊子、伊藤晴雨の絵があったり、殺しや処刑や胡散臭い伝説が満載で、
  少々えぐいので、子供心にも、堂々と見てはいけない気がしたものでした。
  (同じ理由で、「必殺シリーズ」もこっそり隠れ見ていました)
  ただ、当時は怪しげな伝説にドキドキしていたのですが(危ない子供だ)、
  芝居を見始めたら、ほとんどのソースが歌舞伎だったことが分かり、
  ガックリ、ちゅーか、騙された、ちゅーか、
  妙に寒い気分になりました。

 

 
  余談ですが。
  後年、編プロ時代に仕事でこれを父から借りてみていた時に、
  怪しい社長が「これ、僕たちが作ったんだよー! 懐かしいなあ」
  怪しいわけだ。と、いうより、
  伝説じゃなくて歌舞伎だろーがよ! と、光速で突っ込みたかったです…。